【第33話】AUTO REVUENON 1.9/50 M42 With FUJIFILM X-T1

★ 2017.08.27 画像差替(圧縮ソフト入替)・記事一部訂正しました。
  順次、記事を遡って画像入れ替え等します。
  あまりにも、画像が悪くて、本人不満なため。

今回から、度々になりますか、FUJIFILM X-T1にお手伝いをお願いします。
初回にお話しましたとおり、オールドレンズを使用する場合、どうしても避けられないものに「フランジバック」があります。
元設計のレンズのフランジバックが長くないと、今時のカメラにはマウントできません。アダプターをカマす空間がない。
大体のレンズのフランジバックは、45mm程度。コニカが40mm程度で最短。
ライカL=M39が28.8mm・内径39mm、ライカMマウントが27.8mm・口径43.9mm。ライカL・M39よりライカMの方が1mmフランジバックが短い=ライカLの方が1mm長い、ということになり、この1mm差を使ってマウントアダプターの肉厚を稼ぐことができる、という設計です。
そうなんです。日本のマウントは、一途に同じものを使い切るか、あっさりと前の資産を捨てるか、なのですが、PENTAXはアサヒフレックスの頃から一貫して同じフランジバック長を堅持しています。KマウントとM42マウントと同じフランジバック長なのです。だから、PENTAXマウントは永遠に残ってもらいたい、貴重なカメラマウントなのです。

ですが、世の中にはイロイロなフランジバックがあり、流石のPKマウントも絶対ではありません。
なので、X-T1にお手伝いをお願いするのです。
X-T1のフランジバック長は、17.7mm。多分シネカメラのCマウントを意識した開発かと思います。ほぼ、同じフランジバック長です。
つまり、Xマウント内部にアダプターを抱え込めるって感じです。

既存所有のX-A2では何がいけなくて、X-T1が我が家にやってきたのか?
答えは簡単です。
X-A2のように、ファインダーがないカメラは、屋外撮影の場合、純正のAFが効くレンズじゃないと、ピント合わせが非常にしにくい。ハッキリ言って無理です。太陽光のほうが照度が高くて「明るいモニター」なんぞブッ飛びです。


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少々、K-20D、K-3とX-T1の差を御紹介しましょう。


オールドレンズをマウントアダプターを介して撮影する、シチュエーションでの話です。

○ K-20D、K-3の長所
 ★ 安いマウントアダプター1個で、M42マウントレンズが意のまま。
 ★ AFだろうがMFだろうが全ての状況において、「合焦」をファインダー内に
表示・音でも告知する。
 ★ メインスイッチONの後、撮影に使用するレンズの焦点距離調整画面が出る。
 ★ 伝統のSR=ボディ側での手振れ補正機能は秀逸。⇒そもそも、オールドレンズ
側に手振れ補正機能など無い=レンズ側での補正は、客の囲い込み以外の何物
でもない。
 ★ ニコンなどとは異なり、撮影後の確認をコマンドダイヤルで直感的にできる。
 ★ 電池・SDカードの開閉扉に凝ったハンドルが付いており、誤操作防止・所有
感を満たす。
 ★ とにかく、圧倒的な情報量の記録システム。1枚当たり10Mb程度。


○ X-T1の長所
 ★ 圧倒的な「軽さ」。
 ★ ファインダーがメチャクチャでかくて、「明るい♡」。
 ★ ファインダー内がケームセンターのようで、楽しい。撮影を忘れてしまう。
 ★ 他のメーカーでは発想できなかった、「フィルムに根ざした色調整」が
可能。(脅威!!)
 ★ ミラーレスなので、フランジバックが短くマウントアダプター次第で、「なん
でもござれ」。(ドヤ顔!!)
   ⇒ 今後、「レンズ沼」に飛び込みたいヒトや「レンズ沼」で、もがいている
ヒトにぴったりですね。

○ K-20D、K-3の短所
 ★ 特にK-20Dでは、AF微調整機能があるものの、怪しい。私的には、1.5段目が
欲しい。
 ★ 絞り込むと明るい設定になってしまうのは、再度、グリーンボタンで調整する
とか手動操作が必要のようで、もう少し、カメラ側でAUTOでやってもらい
たい。
 ★ まぁ、重たい。
 ★ 他に短所が無いのが短所。

○ X-T1の短所
 ★ MFにおいて、X-A2と「同じレベルの」ピーキング(他に2種あるが)・拡大
表示しかなく、「合焦」をファインダー内に表示・音でも告知するカメラには
到底及ばない。⇒これはSONYのα7にも言える。
 ★ メインスイッチONの後、撮影に使用するレンズの焦点距離調整画面が出るわけ
でもなく、メニューを深掘りしないといけない。=面倒なのでパスる。
 ★ ボディ側での手振れ補正機能がない。
 ★ K-20Dなどとは異なり、撮影後の確認が1.5秒か永遠しかなく、面倒。
「撮れているに決まっている」が開発上のポリシーか。
 ★ 電池・SDカードの開閉扉に凝ったハンドルが付いておらず、X-A2をいじって
いるかのよう。
 ★ 一眼なのに、X-A2と同程度の情報量。3~4Mb。同じASP-C機なのにPENTAXの
半分しかない。


話が長くなりましたが、X-T1は、PROVIAやVELVIAなど、沢山の表現を設定できますが、今回は、「PROVIA」でいきます。
開放、1/2500です。


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これが、「フジの色」か?
X-A2でも撮影してますが、何か、ロシアンレンズを付けたかのような、腰が抜けた色味です。
びっくりですねぇ。。。
「フジの色」は、もっと鮮やかで深みがあり、キレッキレなカンジなんですけどねーーー
REVUENONが、欧州系の青味を誇張した色味に振れているのかもしれません。でも、総じて色味不足は否めません。
f=5.6 1/200です。


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こちらの方が、ハッキリ・くっきりですね。
PENTAXとは異なり、絞り値が変わっても、しっかりとした露出をキープしており、好感が持てます。
つか、それが21世紀のカメラかと。
このREVUENONは、M42なので、再度PENTAXで決着したいと思います。

でも、良かったぁ・・・割りといいピンで撮れました。
私の技術では、これ以上合焦させることはできないかと。・・・よかった、よかったぁ。

☆ あとで気が付いたんですけど、ドイツ系のパキッとした絵造りをされたい方はPROVIAではなく、VELVIAの設定の方がフジらしい色乗りで撮影できると思います。ただし、フジ純正のXF・XCレンズを使用して撮影される方は、PROVIAで十分満足できるモノが撮れると思います。


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by hiyodori2013 | 2017-08-13 13:55 | カメラ レンズ | Comments(0)

PENTAXマウントで使える数々のレンズ達とバイクで遊んでいきます。他のマウントも少々。


by hiyodori2013