【第88話】FED Industar-61 L/D L39 With X-T1

久しぶりのロシアンレンズの紹介です。

このレンズは、ロシアといっても、ウクライナのFED社製で、酸化ランタンを含有した高屈折率硝子を含んだ、3群4枚構成のTessarタイプのレンズですね。
レンジファインダーカメラ「FED-5」の標準レンズだったようですが、L39(M39)ですので、当然、フランジバックが短く、ペンタックスの出る幕はありません。
因みに、
 ライカLマウント(L39又はM39)は、内径39mm、ピッチ1/26in、フランジバック28.8mm
 フェドマウントは、         内径39mm、ピッチ1/26in、フランジバック28.3mm±0.2mm
ですので、L39のアダプター装着時において、フランジバックは0.3~0.7mm位、オーバーインフ状態だと思われます。
このレンズは、ミラーレス・カメラの登場なくして、世に出ることはなかったレンズであるとも言えます。
ですが、このレンズは、室内で人物を撮影すると、思いの外、よく写るレンズかと思います。ですので、FUJIFILM X-A2などのお手軽カメラに取り付けると、バランスもいいし、カッコイイ。。。


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先ずは、ISO 400 1/1600 -0.3EVから。


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うっひゃあ!
フジのX-T1と相性がイイですね!
とても良い色乗りです。Heliosより自然だなぁ。。。
ロシアンレンズの概念が変わる色乗りです。GOOD!
解像度も、イイ方かと。

続いて、絞り5.6 1/350です。


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更にイイですね。
しかし、後ろのBokeh具合は堅いような気がします。
これならば、CIMKOの方がいいなぁ。。。
このレンズ、Tessarタイプ、という設計思想からカチカチなのかな?
当時のフィルムへの焼付状況から、カチカチにして、「イイLENSですねぇ」を引き出したかったのかも。
Industarというと、国内では「星型絞り」の「MC Industar 61 L/Z 2.8/50」が人気ですが、なんのなんの、普通の順光撮影ならば、このL/Dでも十分な競争力があると思います。
いずれにしても、室内で人物を撮影するような状況ならば、かなりの絵が撮れるのは間違いのないところですね。


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by hiyodori2013 | 2017-10-03 23:23 | カメラ レンズ | Comments(0)

PENTAXマウントで使える数々のレンズ達とバイクで遊んでいきます。他のマウントも少々。


by hiyodori2013